学校再開にあたっての緊急要請行動

と き:2020年6月18日(火)16:00~

ところ:岡山県

概 要

 

おかやま教育文化センターは、学校再開にともない、子どもの学びと心身のケア、安全を保障するための要請行動を行いました。行動には元教員を含め7人が参加しました。

 

限られた時間でもあり、学力テストの問題に焦点を絞っての懇談となりました。全国学力テストが中止されたことを受け県独自の学力テストも中止にする県がある中、岡山県は8月31日までに小学校3・4・6年生と中学校1・2年生の学力テストを実施することを各市町村教育委員会へ通知しています。

 

大谷浩司さん(岡山県教職員の会)は、「一斉休校が解除となり、生徒との関係構築や授業の遅れ、受験対策など現場は多忙を極めている。このような状況で、学力テストを実施することは生徒にとっても教員にとっても負担にしかならない」と学力テスト実施の中止を訴えました。

 

県からの回答は、「要請の中身は、担当の部署に責任をもって伝える」というもので納得のいくものではありませんでした。

 

田中博代表が、「今日触れない合ったことを含め、例年のように秋ぐらいにまた要請させてもらう」と懇談を締めくくりました。

 

教員は教育のプロであり、生徒と接する中で生徒の変化をみとる必要があります。テストの点数で子どもの状態をみとるだけでいいのか。そして、できる喜び、学びの喜びはテストだけではありません。

 

 

 

 

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